現在、筆者が愛用しているカメラを紹介したいと思います。
皆さん、PENTAXと言うメーカーを知っていますか?
カメラのメーカーとして主流は、キヤノン(Canon)、ニコン(Nikon)、ソニー(Sony)、
富士フイルム(Fujifilm)、パナソニック(Panasonic / LUMIX)、オリンパス(OM SYSTEM / 旧 Olympus)、リコー(RICOH / PENTAX)です。
PENTAXはリコーグループ傘下のカメラブランドであり、現在は量販店での取り扱いがほとんどなく、一般ユーザーの認知度は低いと言えます。市場シェアは小さいものの、一部の愛好者からは高い支持を受けています。現在、多くのメーカーがミラーレス機へ移行している中、PENTAXは一眼レフ(DSLR)に特化した製品展開を継続しており、独自の市場ポジションを維持しています。
PENTAX K-3 Mark IIIは、リコーイメージングが2021年に発売したAPS-Cサイズのフラッグシップ一眼レフ機です。高い堅牢性と操作性を備えた本格仕様ながら、2025年に生産終了となり、結果として短命なモデルとなりました。モノクロ専用モデル「K-3 Mark III Monochrome」は現在も継続販売されています。そして筆者は生産終了の報を受け、早急に購入を決断しました。





上の写真は、実際に自分が購入した「HD DA 20-40mm F2.8-4ED Limited DC WR」のレンズキットです。
Limitedシリーズの高級感と性能が魅力なんですよ。
しかも、シリーズで唯一のズームレンズ。描写力や質感、コンパクトさなど、Limitedらしさをしっかり残した、ちょっと珍しい一本です。
もくじ
PENTAX K-3 MARKⅢについて
有効画素数:約2,573万画素
- 裏面照射型CMOSセンサーを採用。
- ローパスフィルターレス設計により高解像度と高感度性能を実現。
- 画像処理エンジン:PRIME V + アクセラレーターユニット。
光学ファインダー:視野率100%、約1.05倍
- ガラス製ペンタプリズムを採用しており、ファインダー像が非常に明るくクリアです。
- フルサイズ機に匹敵。没入感のある撮影体験ができます。
- 裸眼で見たサイズ感に近いのが魅力です。
AF性能:101点測距 SAFOX13
- 動体撮影に適した高精度なオートフォーカスシステムを搭載。
- AFエリアも拡大しこれまで以上の被写体補足と追尾。
- F2.8対応センサーは-4EVに対応。
手ぶれ補正:5軸5.5段分の補正効果(SR II)
- ボディ内手ぶれ補正機構。あらゆるレンズで手ぶれを効果的に抑制します。
- ゆっくり動く被写体にも適した《流し撮り》モードを搭載。
- SRを利用したローパスセレクターやリアル・レゾリューション・システム。
ISO感度:100~160万
- 高感度撮影にも対応し、暗所でもノイズを抑えた撮影が可能。 PENTAX独自のアクセラレーターユニットとPRIME V 画像処理エンジンの組み合わせ。
- 実用レベルでは ISO 6400〜12800でも比較的きれいな画質を保ち、暗所や屋内撮影でも安心して使えます。
- 高感度NR(ノイズリダクション)の設定も細かくでき、用途に応じた調整が可能です。
- 風景撮影など低感度が求められるシーンでは非常に繊細な描写が得られます(ISO 100〜400あたり)。
- 夜景・星空・ライブ会場など高感度が必要な場面でも対応力が高い。
連写性能:最高約12コマ/秒
- 決定的な瞬間を逃さず捉えることが可能となります。
- AF-Cでは最高約11コマ/秒の高速連続撮影。
- 低速連写モードも搭載。
- シャッター耐久:約30万回(信頼性の高いシャッターユニットを採用。
- APS-C機としてNikon D500(約10コマ/秒)やCanon EOS 90D(約10コマ/秒)と比較しても、12コマ/秒という速度はトップクラス。
モニター:3.2型 約162万ドット
- 直感的な操作が可能な高精細タッチパネルを搭載。
- TFTカラーLCD(広視野角タイプ)。
- タッチパネル対応。
- 明るさ調整は±5段階。
- 色調調整はカスタマイズ可能(赤・青・緑の各バランス調整)。
記録メディア:デュアルSDスロット(UHS-II対応)
- 高速書き込みに対応。RAW+JPEG同時記録やバックアップにも便利。
- SDカード
- SDHCカード(UHS-I対応)
- SDXCカード(UHS-I / UHS-II対応)←推奨
- スロット1:UHS-II 対応(高速書き込み可)
- スロット2:UHS-I 対応
防塵・防滴構造
- 過酷な環境下でも安心して使用できる堅牢なボディ設計。
- 一眼レフカメラの中でもトップクラスの堅牢性を誇ります。
- 本体の95カ所以上にシーリングを施し、ホコリ・砂・水滴の侵入を防止。
- グリップ・各ダイヤル・ボタン・カバー類まで徹底的に防護。
- 耐寒性能:−10℃動作保証
- 外装には堅牢かつ軽量なマグネシウム合金を採用。

PENTAXの中で、とても高性能なカメラです。
このカメラの魅力は「撮ること自体を楽しめる」ところ。うまく撮れないこともありますが、それすらも楽しめる、ちょっと昔のカメラっぽい雰囲気があるんです。
レンズやカメラの特性を理解しながら、撮った写真をあとで確認して、もし失敗していれば設定を変えてもう一度チャレンジ。そんな撮影スタイルになります。
今のミラーレスカメラは、撮る前に仕上がりが画面で確認できるので、失敗が少ないんですよね。だから初心者の方でも、少し勉強すればすぐにきれいな写真が撮れるようになります。
PENTAXがこれまで弱いとされていた連写機能やピントの甘さも格段に良くなりました。
強みは色の出方が非常に良いこと。風景を撮影するのにはとても良いメーカーです。
これからPENTAX K-3 MARKⅢでの撮影やカメラ全体に関することなどを綴っていこうと思います。
今回もご覧いただき、ありがとうございます。
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