カメラバック購入を検討したきっかけ
これまでは、ちょっとしたカメラ用のショルダーバッグを使っていて、特に不便を感じることもありませんでした。
ところが、航空祭に行ってみたいと思い立ち、超望遠レンズを購入したことで、ショルダーバッグには収まらなくなってしまいました。
レンズには専用ケースが付属しているのですが、カメラ本体とは別々に持ち運ぶのはやはり大変です。
「何かいいものはないかな?」と家の中を探してみたところ、バックパック(リュック)を見つけました。
ただ、布製で薄く、衝撃には弱そうです。
それでもバックパックなら、愛車の BROMPTON(ブロンプトン) で出かけるときにも邪魔にならず、便利なアイテムになりそうだと思いました。
そこで、新しく購入を検討することにしました。
持っていく物を確認する
さて、それではどんな商品を選べばよいのか?
大前提としては航空祭に持っていくカメラ・レンズを入れることができ、その他関連アクセサリー(カメラの予備バッテリーなど)、身の回りで必要となるものを収納することができるものを探します。
バックの種類として手提げタイプ・ウエストバックタイプ・ショルダータイプ・バックパックタイプ・キャリータイプがありますが、ここは両手が空き機能性の高いバックパックタイプ一択でしょう。
今回、航空祭に持っていく予定にしているカメラ機材や手荷物は次の通りです。
カメラ本体
・PENTAX K-3 MarkⅢ
・PENTAX K-10D
・OLYMPUS SH-2

レンズ
・HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW
・PENTAX DA55-300mmF4-5.8ED
・HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR
・smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL
その他
・予備バッテリー(カメラ用)
・バッテリー充電器
・モバイルバッテリー
・雨合羽(今回はポンチョタイプのもの)と折り畳み傘
・タオル2枚
・ちょっとした飲み物や食べ物
これらの商品を納めきれる商品を探します。
具体的に商品を探してみる
バックパックのタイプとしては、調べると2種類ほどあるようです。
1気室タイプ(ワンルームタイプ)
- 特徴:
- 内部全体が1つの大きな収納スペースになっており、可動式の仕切り(インナーケース)を使って機材を収納します。
- 大きな機材や長尺の望遠レンズなどを入れる際に、仕切りを調整してスペースを最大限に活用しやすいです。
- 適している用途:
- 機材をメインに収納したい人。
- 望遠レンズなど長さのある機材を運ぶことが多い人。

このタイプは機材がメインとなるため、超望遠レンズを装着した状態でもしっかり収納できますね。
当初はこのタイプも検討していたんですけどね。
2気室タイプ(上下二層タイプ)
- 特徴:
- 上下二段に収納スペースが分かれており、下段にカメラ機材、上段に私物(衣類や飲食物など)を分けて収納できるモデルが多いです。
- 機材と私物を整理しやすく、使い勝手に優れています。
- 適している用途:
- 機材だけでなく、その他の荷物も一緒に持ち運びたい旅行やアウトドアでの撮影。
- 機材と私物を明確に分けて整理したい人。

カメラ機材のほか、アクセサリーや手持ち品を入れるスペースがあるので、使い勝手が良いです。
私の場合は、2気室タイプを選ぶのが良いだろうと考えました。
しかし、そこにはひとつデメリットがありました。
それは、超望遠レンズの存在です。
1気室タイプであれば機材専用の構造になっているため、超望遠レンズを収納するスペースを確保できます。
一方で、2気室タイプは上段と下段に分かれているため、その分スペースの確保が難しくなるのです。

2気室タイプの場合、カメラは横向きに収納する形になります。
私の場合、バックパックの内寸(横幅)が約33cm以上ないと収納できないことになります。
これらの条件を満たす商品を探すことにしました。
商品を絞り込んだ上で検討することに
いろいろと商品を調べてみましたが、2気室タイプでバックパックの内寸が33cmあるものは、残念ながら見つかりませんでした。
大きくても28cmほどのものしか見当たりません。
ダメもとで実物を見て判断しようと思い、カメラを扱っている家電量販店やリサイクルショップに足を運んでみることにしました。
そこでわかったのは、バッグの内側にはカメラを衝撃から守るための緩衝材が入っていること、そして外側がナイロン製で少し伸びるということです。
そう考えると、もしかしたら何とか収納できるのではないかと思いました。
最終的に、候補は2つに絞り込みました。

HAKUBA カメラリュック

Endurance カメラリュック
この2種類に絞って検討してみました。
大きな違いは、まず価格です。
HAKUBA さんは 15,580円(税込)、
Endurance さんは 45,800円(税込)
(※いずれも Amazon 価格)となっています。
もう一つの違いは、カメラの取り出し方法です。
この点については、私にとってかなり重要なポイントだと感じました。

HAKUBAさんのカメラ取り出し方法

Enduranceさんのカメラ取り出し方法
どちらのバッグも、肩に掛けたままカメラを取り出すことができます。
ただし、HAKUBA さんのものは開口部が広く、Endurance さんのものは側面の狭い部分から取り出す仕様になっています。
カメラ機材は高価なものですから、ほかのレンズやカメラが落下するリスクを考えると、間口の狭い Endurance さんの方が安心だと感じました。
しかし、問題は価格です……。
そこで「中古品がないかな」と思い、リサイクルショップに足を運んでみました。
なんと、偶然にも Endurance さんの型落ちモデルで、比較的きれいなものを発見!
とてもラッキーでした!!
さあ、問題の収納ですがこれらの機材を入れてみることに・・・・



余裕があるわけではありませんが、なんとか収納できました!
機材収納部分の内側には緩衝材が入っているので、安心です。
いい買い物ができて満足しています。
まとめ
今回カメラバッグを購入するにあたり、考えたことや注意した点をまとめてみました。
- どこに撮影に行くのか?
- どんなタイプのカメラバッグが良いのか?
- どんなカメラ機材を持って行くのか?
- カメラ機材のほかに何を持って行くのか?
- 検討したバッグの収納力は?
- 価格は?
これらの点を意識してカメラバッグを選ぶと、失敗が少なくなるのではないかと思います。
当たり前のようですが、「良さそうだな」と勢いで購入してしまうと、あとで後悔することもあります。
私も何度かそんな経験がありました……。
この記事が少しでもお役に立てばうれしいです。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。


