皆さんは「NDフィルター」や「CPLフィルター」というアクセサリーをご存知ですか?
これらは、単に風景を撮るだけでなく、より綺麗で印象的な写真に仕上げるためにレンズの先に装着するアクセサリーです。
今回は、あまり費用をかけずに写真の表現力を高めたいと思い、購入してみました。
なお、NDフィルターやCPLフィルターについてよく知らない方は、後日別ページで詳しく説明していますので、そちらも参考にしてみてください。



今回購入したのは、K&F CONCEPTさんの
「可変NDフィルター ND2–ND32 & CPL TRUE COLOR(NANO-Xシリーズ)」 です。
このフィルターは、NDフィルターとCPLフィルターの機能を1枚にまとめた多機能タイプ。
持ち運びがしやすく、装着も簡単、そして価格もお手頃なのが決め手でした。
さっそく試し撮りに出かけ、近くの海岸で波打ち際を撮影して比較してみました。


フィルターなし(左):f7.1 SS:1/800 ISO:100
フィルターあり(右):f29 SS:2sec ISO:100(ND32で撮影)
日中の明るい環境で可能な限り露出時間を長くしたかったため、絞りを絞り、シャッタースピードを遅く設定しました。
RAW現像時には露出補正を約−2.0ほど下げています。
フィルターなしの写真はごく普通の一枚ですが、NDフィルターを使用することで、水の流れが柔らかく表現され、ぐっと印象的な写真になりました。
今回試してみて感じたのは、ND32程度では日中の明るい環境では長時間露光が難しいということ。せいぜい2秒前後が限界でした。
今回は試し撮りとして海岸で撮影しましたが、滝や渓流など自然の中で使えば、さらにドラマチックな表現ができそうです。
次回はいつになるかは不明ですが近いうちに滝のある観光地でじっくり撮影してみたいと思います。
今回もお読みいただき、ありがとうございます。

