航空祭で戦闘機を撮影してみたいと思ったとき、悩むのが「どのくらいの望遠レンズが必要なのか?」ということではないでしょうか。
私も航空自衛隊小松基地の航空祭に参加することになり、どのレンズを持っていくか悩みました。
これまで使っていたレンズでも飛行機を撮影することはできます。
しかし、航空祭では遠くを飛ぶ戦闘機を撮影する機会が多いため、できるだけ大きく写せる望遠レンズが欲しくなりました。
そこで航空祭に向けて購入したのが、HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AWです。
今回は、私がなぜこのレンズを選んだのか、実際に手に取って感じたことなどを紹介します。
これからPENTAXで航空機や戦闘機を撮影してみたい方の、レンズ選びの参考になればと思います。
小松基地航空祭に向けて超望遠レンズを購入
私が小松基地航空祭へ参加する予定になったのは、2025年10月5日に航空自衛隊小松基地で開催される航空祭がきっかけでした。
航空祭では、戦闘機が頭上を高速で飛行したり、遠くから進入してきたりするため、普段の風景撮影とは違ったレンズが必要になります。
そこで、航空祭での撮影をできるだけ楽しむために、思い切って超望遠ズームレンズを購入することにしました。
購入したのは、
HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW
です。



PENTAXユーザーにとっては、航空機や野鳥などの遠くにいる被写体を撮影するときに候補に挙がるレンズのひとつだと思います。
実際に箱から取り出してみると、普段使っているレンズとは明らかに大きさが違います。
「これを航空祭で持ち歩くのか……」
と思うほどの存在感でした。
それでも、戦闘機をしっかり撮影するためには、このくらいの望遠が必要だと考えました。
戦闘機撮影にはどのくらいの望遠が必要?
航空機撮影用のレンズを選ぶとき、重要になるのが焦点距離です。
焦点距離とは、簡単に言えば「どのくらい遠くの被写体を大きく写せるか」を考えるときの目安になる数字です。
例えば、
- 300mm
- 400mm
- 450mm
- 600mm
というように数字が大きくなるほど、遠くの被写体を大きく写しやすくなります。
もちろん、実際の写り方は被写体までの距離やカメラのセンサーサイズなどによって変わります。
私が使用しているカメラはPENTAX K-3 Mark IIIです。
K-3 Mark IIIはAPS-Cサイズのセンサーを搭載しているため、35mm判換算では焦点距離が約1.5倍になります。
そのため、150-450mmのレンズを装着すると、
35mm判換算で約225-675mm相当
になります。
これだけの望遠域があれば、遠くを飛ぶ戦闘機の撮影にも挑戦しやすそうです。
※焦点距離の換算は、一般的なAPS-Cの1.5倍として計算しています。
最初は55-300mmも候補だった
実は、最初から150-450mmを購入しようと考えていたわけではありません。
最初に検討していたのは、
HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
でした。

このレンズは比較的コンパクトで、AFも高速かつ静か。
さらに300mmまでの望遠ズームなので、航空機撮影にも使いやすそうです。
K-3 Mark IIIに装着すれば、35mm判換算で約82.5-450mm相当になります。
普段の撮影にも使いやすく、持ち運びの負担も150-450mmより少ないため、かなり魅力的なレンズでした。
「これで航空祭も撮影できるのでは?」
と、購入候補としてかなり悩みました。
「もっと望遠が欲しくなるかもしれない」と考えた
そんなとき、戦闘機を撮影している方から、
「最低でも600mmは欲しい」
という話を聞きました。
もちろん、これは撮影する場所や被写体との距離によって変わります。
航空祭では、撮影場所によって戦闘機との距離が大きく変わりますし、撮影したい写真によっても必要な焦点距離は違います。
ただ、その話を聞いて、
「もし55-300mmを購入して、あとからもっと望遠が欲しくなったらどうしよう?」
と考えるようになりました。
せっかく航空祭へ行くのであれば、できるだけ後悔しないレンズを選びたい。
そう考えて、最終的に150-450mmを選ぶことにしました。
PENTAX 150-450mmを選んだ理由
私がHD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AWを選んだ一番の理由は、やはり望遠域の広さです。
K-3 Mark IIIと組み合わせれば、35mm判換算で約225-675mm相当。
300mmクラスと比べると、望遠側にかなり余裕があります。
航空祭では、戦闘機が自分の近くを通過することもあれば、遠くを飛行することもあります。
そのため、ズームの望遠側に余裕があることは大きなメリットだと考えました。
また、150mmからスタートするため、被写体が近づいてきた場合にも対応しやすいのではないかと思いました。
150-450mmならズームで構図を調整できる
航空機撮影では、被写体が高速で移動します。
そのため、単焦点の超望遠レンズよりも、ズームレンズの方が構図を調整しやすい場面があります。
例えば450mmで戦闘機を追っていて、急に近づいてきた場合。
そのままでは画面からはみ出してしまう可能性があります。
そんなときにズームを使って焦点距離を短くできるのは、150-450mmのメリットだと思います。
実際に手にすると、とにかく大きい!
レンズが届いて最初に感じたのは、
「やっぱり大きい!」
ということでした。
普段使っているレンズと並べてみると、その大きさの違いがよく分かります。
航空祭へ持っていくことを考えると、レンズそのものの重さだけではなく、カメラ本体や予備バッテリー、メモリーカードなども持ち歩く必要があります。
そのため、撮影機材全体の重量はかなり増えることになります。
それでも実際に持ってみると、私の場合は「何とか手持ち撮影できそう」という印象でした。
もちろん長時間持ち続けると負担になります。
航空祭では撮影時間も長くなる可能性があるため、撮影姿勢や休憩、機材の持ち運び方なども考えておく必要がありそうです。
超望遠レンズは「大きく写せる」だけではない
超望遠レンズの魅力は、単純に遠くの戦闘機を大きく写せることだけではありません。
望遠レンズを使うと、遠くの被写体を引き寄せたような写真を撮ることができます。
例えば、空を飛ぶ戦闘機を画面いっぱいに大きく写したり、機体の細かな部分をアップで撮影したりすることもできます。
航空祭では、普段なかなか見ることのできない戦闘機を間近に感じられるような写真を撮りたいと思っています。
そのためにも、できるだけ望遠側に余裕のあるレンズを選びました。
航空祭の前に練習しておくことが大切
超望遠レンズを購入したからといって、すぐに上手な航空機写真が撮れるわけではありません。
むしろ、航空祭本番の前にレンズに慣れておくことが大切だと思っています。
特に確認しておきたいのが、
- AFの設定
- シャッタースピード
- 絞り
- ISO感度
- 手ブレ補正
- 連写設定
- 被写体をファインダーで追う練習
などです。
戦闘機は非常に速く飛行するため、ファインダーに入れて追い続けるだけでも簡単ではありません。
本番でいきなり使うのではなく、航空機や鳥などを撮影して、レンズの操作感に慣れておきたいと思います。
戦闘機撮影ではシャッタースピードも重要
航空祭で戦闘機を撮影する場合、焦点距離だけでなくシャッタースピードも重要になります。
戦闘機は非常に速く飛んでいるため、シャッタースピードが遅すぎると機体がブレてしまいます。
一方で、戦闘機の種類によっては、エンジンや機体の動きを表現するために、あえてシャッタースピードを遅くする撮影方法もあります。
まずは高速シャッターで機体をしっかり止めて撮影することから始め、慣れてきたらいろいろな設定を試してみたいと思っています。
まとめ|小松基地航空祭で150-450mmを試してみます
今回は、小松基地航空祭での戦闘機撮影に向けて購入した、HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AWについて紹介しました。
最初は55-300mmも候補にしていましたが、航空祭で遠くを飛ぶ戦闘機を撮影することを考え、最終的に150-450mmを選びました。
PENTAX K-3 Mark IIIと組み合わせることで、35mm判換算で約225-675mm相当になるため、かなりの望遠撮影ができます。
一方で、レンズが大きく重くなるため、持ち運びや長時間の撮影では負担も増えます。
つまり、超望遠レンズは「望遠なら大きければ大きいほど良い」というものではなく、撮影する場所や被写体との距離、持ち運びやすさなどを考えて選ぶことが大切だと思います。
私自身、今回が本格的な超望遠レンズを使った航空祭撮影への挑戦です。
まずは航空祭までにしっかり練習して、当日は戦闘機をできるだけカッコよく撮影したいと思います。
実際に航空祭で使ってみて、
「どのくらい撮影できたのか」
「手持ち撮影は大変だったのか」
「どんな設定が使いやすかったのか」
なども、後日このブログで紹介したいと思います。
これから航空機や戦闘機を撮影してみたい方の参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


