PENTAXユーザーにとって、驚きのニュースが発表されました。
2026年9月、リコーイメージングから、現在のPENTAX Kシリーズのデジタル一眼レフカメラについて、生産を終了するとの発表がありました。
「PENTAXもついに一眼レフを終了するの?」
そう思った方も多いのではないでしょうか。
私自身もPENTAX K-3 Mark IIIを使っているので、今回の発表には少し驚きました。
しかし、今回の発表を詳しく見てみると、単純に「PENTAXの一眼レフが終了する」という内容ではありません。
リコーイメージングは、現在のKシリーズの生産を終了する一方で、これまで培ってきたKマウントの資産を活用し、まったく新しいコンセプトのデジタル一眼レフカメラを開発することも明らかにしています。
この記事では、今回のPENTAX Kシリーズ生産終了について整理するとともに、K-3 Mark IIIを使っている私が感じたことや、これからのPENTAX一眼レフに期待したいことについて書いてみたいと思います。
PENTAX Kシリーズが生産終了へ
2026年9月9日、リコーイメージングはPENTAXのKマウントデジタル一眼レフについて、現在のKシリーズの生産を終了すると発表しました。
PENTAXのデジタル一眼レフは、2003年に発売された「PENTAX *ist D」から始まりました。
その後、K100Dなどのモデルを経て、2016年にはPENTAX初の35mmフルサイズセンサーを搭載した「PENTAX K-1」が登場。
そしてAPS-CフラッグシップとしてK-3シリーズなどが登場し、現在までPENTAX独自の一眼レフのスタイルが受け継がれてきました。
長年続いてきたKシリーズだけに、今回の「生産終了」という発表には、寂しさを感じるPENTAXユーザーも多いのではないでしょうか。
でも「PENTAXの一眼レフ終了」ではない
今回のニュースで、私が一番注目したのがここです。
「Kシリーズ生産終了」という言葉だけを見ると、
PENTAXは一眼レフから撤退するのでは?
と思ってしまいます。
しかし、リコーイメージングの発表内容を見ると、少し違います。
リコーイメージングは、これまで半世紀以上にわたって蓄積してきたKマウントの資産を活用し、新しいコンセプトのデジタル一眼レフカメラを開発するとしています。
つまり、
現在のKシリーズは終了する
一方で、
PENTAXの一眼レフそのものは、次のステージへ進もうとしている
ということです。
これは、PENTAXファンにとっては非常に大きな意味を持つ発表ではないでしょうか。
現時点では新しいカメラの具体的なスペックや発売時期などは発表されていません。
そのため、今後どのようなカメラが登場するのかはまだ分かりません。
だからこそ、私はこれからのPENTAXに期待したいと思っています。
PENTAX Kシリーズはどんなカメラだったのか
PENTAXの一眼レフには、他メーカーとは少し違った魅力があります。
現在では、カメラ市場の中心はミラーレスカメラになっています。
キヤノン、ニコン、ソニーなどもミラーレスカメラを中心に展開しています。
その中でPENTAXは、光学ファインダーを搭載した一眼レフにこだわり続けてきました。
例えばPENTAX K-3 Mark IIIは、光学ファインダーを覗きながら被写体を確認し、カメラを操作して撮影するという、一眼レフならではの撮影体験を大切にしています。
リコーイメージングもK-3 Mark IIIについて、「撮影するプロセスを愉しむ」という考え方を前面に出しています。
私は、この「撮影することそのものを楽しむ」という考え方が、PENTAXの大きな魅力だと思っています。
私がPENTAX K-3 Mark IIIを選んだ理由
私自身、現在PENTAX K-3 Mark IIIを使っています。
カメラを購入するとき、ミラーレスカメラも選択肢にありました。
それでもK-3 Mark IIIを選んだ理由の一つが、光学ファインダーを覗いて撮影する楽しさでした。
ファインダーを覗き、被写体を追いかける。
シャッターを切る。
そして撮影した写真を後から確認する。
この一連の流れが、私にはとても楽しく感じられます。
もちろん、ミラーレスカメラにはミラーレスカメラの良さがあります。
小型・軽量化しやすいことや、電子ファインダーならではの便利な機能など、魅力はたくさんあります。
それでも私は、
「写真を撮るための道具を操作すること自体を楽しみたい」
という気持ちがあり、PENTAX K-3 Mark IIIを選びました。
飛行機撮影でも感じるPENTAX一眼レフの楽しさ
私がK-3 Mark IIIを使っている大きな理由の一つが、飛行機の撮影です。
航空祭や空港などで飛行機を撮影していると、ファインダーを覗きながら迫ってくる飛行機を追いかけることになります。
飛行機の動きに合わせてカメラを振り、ピントを合わせ、シャッターを切る。
この「撮るまでの過程」が私は好きです。
もちろん、撮影結果がきれいに撮れているとうれしいのですが、私の場合は写真そのものだけではなく、
「どうやって撮ったのか」
という部分もカメラの楽しさだと思っています。
PENTAXが大切にしてきた「撮影するプロセスを愉しむ」という考え方には、私自身も共感しています。
Kシリーズ終了でKマウントはどうなる?
ここもPENTAXユーザーとして気になるところです。
「Kシリーズが終了するなら、今持っているKマウントレンズはどうなるの?」
と心配する方もいると思います。
しかし、今回の発表では、リコーイメージングがKマウントのレガシーを活用して新しいデジタル一眼レフを開発するとしています。
そのため、少なくとも今回の発表をもって、
「Kマウントが終了する」
と考えるのは早いでしょう。
むしろ、これまで長年にわたって蓄積されてきたKマウントの資産を、新しいカメラへつなげていく方針と考えられます。
実際、PENTAXには現在も数多くのKマウントレンズがあり、広角から望遠まで幅広いラインアップが存在します。
私も飛行機撮影では望遠レンズを使用しています。
こうしたレンズをこれから登場する新しいPENTAX一眼レフでも活用できるのであれば、既存ユーザーにとって大きなメリットになります。
今からPENTAXを購入するのはどうなの?
Kシリーズの生産終了が発表されたことで、
「今からPENTAXを購入しても大丈夫なの?」
と思う方もいるでしょう。
これは非常に難しいところです。
これからPENTAXを始めたい人であれば、今後登場する新しい一眼レフを待ってみるという選択肢があります。
一方で、現在のPENTAX Kシリーズのカメラを使ってみたいのであれば、在庫があるうちに購入するという考え方もあります。
例えばPENTAX K-3 Mark IIIは、これまでのKシリーズの中でも非常に完成度の高いAPS-C一眼レフです。
しかし、現在はリコーイメージングの商品ページでもK-3 Mark IIIの各モデルに「販売終了」の表示が出ています。
そのため、「Kシリーズが終了するから急いで買わなければならない」と考えるのではなく、
「今のPENTAXを使いたいのか、それとも次のPENTAXを待ちたいのか」
で判断するのがよいのではないでしょうか。
今のPENTAX(Kシリーズ)を使いたいという方は、修理することも考えたうえで判断した方が良いと思います。
これからのPENTAX一眼レフに期待したいこと
今回、新しいコンセプトのデジタル一眼レフを開発していることが明らかになりました。
まだ詳しい仕様は分かりません。
だからこそ、PENTAXユーザーとして個人的に期待したいことがあります。
光学ファインダーをさらに進化させてほしい
PENTAX一眼レフの大きな魅力の一つが光学ファインダーです。
これからも「ファインダーを覗いて撮る楽しさ」を大切にしたカメラであってほしいと思います。
動く被写体にも強いカメラにしてほしい
私は飛行機を撮影するので、AF性能や連写性能にも期待しています。
飛行機や野鳥など、動きの速い被写体を撮影するときには、AF性能はとても重要です。
次のPENTAXが、こうした動体撮影でもさらに進化してくれればうれしいですね。
この部分は期待はしたいところですが、これまでの製品のことを考えると難しいです。
Kマウントのレンズ資産を活かしてほしい
これまでPENTAXユーザーが購入してきたKマウントレンズを、これからも大切に使えるカメラであってほしいと思います。
長年PENTAXを使ってきたユーザーにとって、これは非常に重要なポイントではないでしょうか。
「撮ることを楽しむ」カメラであってほしい
そして一番期待しているのがここです。
単純にスペック競争をするのではなく、
「写真を撮ることが楽しい」
と思えるカメラを作ってほしいと思います。
画素数やAF性能などのスペックももちろん重要です。
しかし、それだけではなく、
「このカメラを持って出かけたい」
「ファインダーを覗いて写真を撮りたい」
と思わせてくれるカメラ。
そんなPENTAXらしい一眼レフを期待しています。
PENTAX Kシリーズの生産終了を聞いて思ったこと
今回、PENTAX Kシリーズの生産終了を知ったとき、正直なところ少し寂しい気持ちになりました。
ミラーレスカメラが主流になっている現在でも、一眼レフを作り続けてきたPENTAXだからこそ、これからもKシリーズが続いていくものだと思っていたからです。
しかし、今回の発表を詳しく読んでみると、少し見方が変わりました。
Kシリーズは終了します。
でも、PENTAXが一眼レフをやめるわけではありません。
むしろ、これまでのKマウントの資産を活かしながら、新しいコンセプトの一眼レフを作ろうとしているのです。
そう考えると、今回の発表は「終わり」というより、
「次のPENTAXへ進むための区切り」
なのかもしれません。
私自身はこれからもK-3 Mark IIIを使いながら、飛行機などを撮影していきたいと思っています。
そして、いつか登場する新しいPENTAX一眼レフがどんなカメラになるのか、楽しみに待ちたいと思います。
まとめ|PENTAX Kシリーズは終わるが、一眼レフは終わらない
今回の発表で、現在のPENTAX Kシリーズのデジタル一眼レフは生産終了となります。
しかし、これはPENTAXが一眼レフから撤退するという意味ではありません。
リコーイメージングは、Kマウントのレガシーを活用し、新しいコンセプトのデジタル一眼レフカメラを開発すると発表しています。
現時点では、新しいカメラの詳しい仕様や発売時期は分かりません。
だからこそ、これからどのようなPENTAXが登場するのか楽しみです。
PENTAX Kシリーズの生産終了は、一つの時代の終わりなのかもしれません。
しかし、PENTAXの一眼レフはまだ終わりではありません。
「撮影するプロセスを愉しむ」
というPENTAXらしい考え方が、これからどのような形で受け継がれていくのか。
私もK-3 Mark IIIを使う一人のPENTAXユーザーとして、次のPENTAX一眼レフを楽しみに待ちたいと思います。



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