兵庫県加西市「鶉野飛行場跡」とは?見どころ・アクセス・歴史を紹介

『生活関連』

皆さんは『鶉野飛行場跡』って聞いたことありますか?
兵庫県加西市には、戦時中に使われた飛行場跡が今も残っています。滑走路跡や戦争遺構、飛行機展示など、飛行機好きや歴史好きにとって興味深いスポットです。この記事では、初めて訪れる方にも分かりやすく、鶉野飛行場跡の見どころや楽しみ方を紹介します。

鶉野飛行場跡とは?

鶉野飛行場の歴史

こちらの鶉野飛行場は第二次世界大戦中の旧海軍飛行場で、約274万㎡とかなり広い敷地でした。
そこに1943年10月に『姫路海軍航空隊』が開設され、全国から飛行機操縦訓練のため 練習生が集められました。そこで集められた練習生は厳しい訓練を受けていたそうです。

1945年2月に軍令部や連合艦隊より沖縄方面の作戦は特攻となり、こちらの姫路海軍航空隊でも『白鷺隊』が編成され、大分県宇佐市や鹿児島県鹿屋市向かい戦闘に向かいました。
そして多くの犠牲を払い、戦争は終わりました。

またかつてこの飛行場の南西に川西航空機姫路製作所鶉野工場があり、戦闘機『紫電』や『紫電改』も組み立てられ、試験飛行も行われた場所でもあります。

現在はどんな場所?

現在では、約1kmにわたって当時の滑走路が残っています。
滑走路の北には『soraかさい』という施設があり、『紫電改』や『九七式艦上攻撃機』の実物大模型、歴史資料などの展示があります。当時のことを振り返ることのできる場所となっています。
そして近隣の学校などの平和学習の場にもなっているようです

また飛行場跡の周辺には多くの戦争遺跡などもあり、リアルに当時のことを振り返ることが出来ます。

鶉野飛行場跡の見どころ

実際の滑走路跡

約1kmと長く続く滑走路跡を間近で観ることができ、ここで戦闘機での訓練が行われていたことを想像するととても感慨深くなります。

展示施設や紫電改実物大模型

施設の中には、『紫電改』と『九七式艦上攻撃機』の実物大模型が展示されています。

『紫電改』は第343海軍航空隊として(日本本土防衛のため結成された海軍の精鋭部隊)
『九七式艦上攻撃機』は 第一護皇白鷺隊の隊長機として 原寸大模型で観ることが出来ます。

これに搭乗し日本を守るために尊い命が失われたことを考えると悲しくなりました。
この中には、20歳にも満たない若い方もいたということです。
しかしその先人がいたことで、今の日本があることを感謝しないといけないと深く感じました。

紫電改
九七式艦上攻撃機

因みに『紫電改』の大きさは、全長:9.35m 全幅:11.99m という大きさです。





『紫電改』の操縦席も観ることが出来ますよ。
計器がいっぱいで、これを見ながら操縦していたとは頭が下がります。

飛行機好きの人には、興味があるのでは?

写真撮影禁止区域では海軍で使用されていた衣服や装備品、戦闘機の部品や整備工具、開発・製造に関する書物、出撃の際の遺文なども展示されていました。

大きなスクリーンでは鶉野飛行場建設から終戦までのトピックスを映像として紹介されていて、これを観るだけでも歴史を勉強することが出来ました。

戦争遺構(防空壕など)

この鶉野飛行場跡の周辺には、戦争当時の痕跡が今も残っており歴史を振り返ることが出来ます。
単なる観光だけではなく、学びの場として訪れるのも良いかと思います。

地下防空壕
対空機銃座跡
門柱・衛兵詰所跡
弾薬庫

他に『巨大防空壕跡』に訪れることは出来ませんでしたが、土日祝日に一日4回のガイドが行われているようですので次回参加してみたいなと思いました。

実際に歩いて感じたこと

『soraかさい』から周辺に存在する戦争遺跡を見て回るには比較的距離があり、『爆弾庫』まで約3km弱ありますので効率良く観て回るにはレンタサイクルを利用すると便利です。
私は車で行っていましたので『巨大防空壕跡』近くに数台く停められる駐車場もあるのでそちらを利用しました。歩きでは少し汗をかきましたので、公共交通機関で訪れる際には、レンタサイクルを利用した方が良いと思います。

鶉野飛行場跡戦争遺跡めぐりガイドマップより出典

歩いていると、ところどころに『素掘防空壕跡』も観ることが出来ます。
命を守るためにココに避難してきたのかと思うと、目頭があつくなります。

こんな人におすすめ

飛行機が好きな人
✔ 戦争遺跡に興味がある人
✔ 写真撮影が好きな人
✔ ドライブスポットを探している人
✔ 子どもの学習にも使いたい人

アクセス・駐車場・所要時間

所在地 :兵庫県加西市鶉野町2274-11
駐車場 :約50台(無料)
入館料 :200円/1人(高校生以上) 無料/1人(中学生以下
営業時間 :9:00~18:00
所要時間目安:車を利用の場合
       大阪や神戸方面から 車で約70分程度(中国自動車道の加西ICから約10分)
       姫路・加古川方面から 車で約35分
       
       公共交通機関を利用の場合
       ・北条鉄道「北条町駅」下車
        コミュニティバス【KASAIねっぴ~号】にて20~30分
       ・北条鉄道「法華口駅」下車
        徒歩約40分(片道3km) 

まとめ

鶉野飛行場跡は、飛行機や歴史を身近に感じられる兵庫県内でも珍しいスポットでした。
実際に歩くことで、写真や資料だけでは伝わらない空気感も感じられます。
また、飛行機好きの方やドライブ好きの方は、一度訪れてみる価値のある場所だと思います。

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